趣味としての散歩の楽しみ方

趣味のアンティーク着物収集

趣味としての散歩の楽しみ方 私の趣味はアンティーク着物や帯の収集と、着物で出掛ける事です。アンティーク着物は、江戸時代末期や明治時代初期に庶民が実際に来ていた銘仙などの普段着用の着物の事です。私は裁縫が好きで、着物の生地を洋服や鞄にリメイクする為に収集しています。アンティーク着物のフリーマーケットへ足を運ぶと、安いものですと千円や二千円で買えてしまうのです。古い物ですと、どうしてもシミや汚れが落ちない部分があり、それを避ける様にして裁断していました。裁断してしまうと、大小様々な端切れが出ます。汚れている部分は捨て、綺麗な部分は寄せ集めてパッチワークのようにつないで小物を作ると、味のある作品が出来上がります。そのままお出掛け用として着用しても、全く遜色のないアンティーク着物を手に入れました。

糸をほどいて、生地として使用してしまうのは勿体ないくらい状態が良く、紫の生地にススキに兎という風流な物でした。これは自分で着てみたいと思いましたが、私は着物の着付けが出来ません。早速祖母に教えを乞い、2週間かかりましたが着付けが出来る様になりました。自分で着られた事が誇らしく思え、友人に映画に誘われた時に思い切って着て行きました。着物が自分で着られるのはすごいねという友人の言葉に浮かれてしまいました。